絶縁状態の親族と相続の話が進まず困っています。売却できますか?
【お客様のご状況】
■年代:70代
■性別:女性
■お住まいのエリア:新潟県外(神奈川県横浜市)
【売却不動産の状況】
■不動産の種類 :一戸建て
■エリア:長岡市
■売却の理由:相続物件の処分
【ご相談内容】
亡くなった姉が長岡市に所有していた住宅があるのですが、姉には子供もおらず、私が相続することになりました。相続人は私だけではないのですが、絶縁に近い関係で連絡もままなりません。
そういう事情で、横浜に住んでいる私が家の片付けや固定資産税の支払いをしていますが、管理がたいへんでどうしたら良いものかと考えています。
早く手放したいとも思うのですが、他の相続人の承諾が得られるとも思えないし、どうしたら良いかわかりません。
【ご提案内容・お客様へのメッセージ】
■売却方法:当社にて直接買取
■売却の決め手ポイント: 相談のしやすさ・分かりやすい提案
売却のためには相続の手続きが必要な案件でしたが、ご親族間では既に連絡が取れない状態が続いていたため、私からご親族にお手紙をお送りしてコンタクトを取り、まずは私が訪問してお話をする機会をいただくことになりました。丁寧に事情を説明し、相続登記に必要な書類の作成にご協力いただけるよう説得したところ、最終的には打ち解けてご理解いただけたようです。
弊社から司法書士をご紹介し、ご両者の間を取り持つかたちで相続登記の手続きが進み、無事に物件の売却へ漕ぎつけることができました。
ご売却にあたっては、仲介と買取の比較検討をしていただきましたが、遠方にお住まいで物件の管理が手間だという依頼主様のご意向を受け、弊社が直接買取することになりました。
疎遠になっているご親族と相続の話をするのが困難で、なかなか不動産を手放すことができないという依頼者様に寄り添い、ご提案ができたことは私にとっても良い経験になりました。
この記事の著者
ハーバーエステート株式会社 長岡支店 岸 純一郎